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「レックス」(Lexx)は、1997年から4シーズン制作された、宇宙船を舞台としたSFドラマです。日本では第1シーズンの4話がビデオ化され、さらに第2シーズンの最初の10話までがディレクTVのSFチャンネルで放送されました。 この物語を端的に言うと、エロ・ゲロ系のSF作品です。脳味噌やら内臓やらがたくさん出てきて気持ち悪いし、太った裸のおっさんがたくさん出てくるシーンがあったりと、ウッとくることがかなりあります。誰にでもお勧めできる作品とは言えません。 番組名のレックスとは宇宙船の名前です。レックスはまた、有機生命体でもあります。おそらく人工生命体だとは思いますが、そういった類の説明はなかったように思います。そしてレックスは、ハンドキーを持つ者の命令しか聞きません。ハンドキーも具体的な説明はなかったと思いますが、生きた生物しか所有できない、生体認証のための仕組みのように見えます。ハンドキーは物理的な装置ではなく、生体内に取り込まれるエネルギー物質のような存在です。したがって、ハンドキーを持つ者が死ぬ前に他者へハンドキーを譲渡しなければ(これはハンドキーを持つ者がその意思を示せばよいようです)、永遠にレックスを操作できなくなるのです。 この作品の世界では、シャドウと呼ばれる精神生命体のような存在が、次々に宿主を乗り換えて、長年にわたり多数の惑星(2万だったか)を支配下に治めています。シャドウは絶対君主であり、シャドウに逆らうことは許されていません。人々はことあるごとに「シャドウ様のご加護を」と口にしなければならない、思想統制された世界です。なお、シャドウの母星はクラスターと呼ばれています。 この物語のメインキャストは、二人と死人と頭だけのロボットです。 スタンリー・トゥウィードル 容貌がさえなく決断力もない中年のスケベオヤジだが、たまたまハンドキーを手にしてしまい、レックスを操ることができる男となった。いきががり上、レックスの船長となり、シャドウの追っ手を逃れて旅を続けている。ゼヴに好意を寄せるものの、まったく相手にされていない。 ゼヴ 妻としての責務を果たさなかった(夫を殴った)として、愛の奴隷に改造させられそうになったところを、運良く逃れた太った不美人の女性。愛の奴隷というのは、肉体も精神も特定の男に捧げるように改造される処置のことのようである。ゼヴは処置の途中でクラスタートカゲの襲撃を受け、装置を破壊されてしまった。そのため肉体の改造のみが行われ美形に生まれ変わり、精神の改造は逃れた。ただし、その過程でクラスタートカゲ(巨大な爬虫類?)とのハイブリッドになってしまう。 カイ 2000年前にシャドウによって滅ぼされた種族ブルネンG人。カイは殺され、ブルネンG人の標本として保管されていた。つまり死人である。プロト血液と呼ばれる特別な液体の力で、意思を持って動くことができる。 790 頭だけのロボット。ゼヴを愛の奴隷に改造する処置を行っていたが、クラスタートカゲの襲撃により、頭が切り離されてしまった。ゼヴが自分の代わりに790を装置に置いたため、790は精神面だけ愛の奴隷となり、ゼヴにぞっこんとなる。 以下、重要なネタバレを含みます 「レックス」は、当初2時間番組として4話作られ、翌年からシリーズ化されています。レギュラーの一人でゼヴ(Zev)を演じたEva Habermannは、シリーズ化される第2シーズンへの出演を望まなかったそうで、新しい出演者への橋渡しのために第2シーズンの最初の2話に出演しています。もうこの先日本で放送されることもないでしょうからネタばれしますが、ゼヴは一度死に、残された体液?から再構築されて新しいゼヴ(Xev)になります。このタイミングで女優がXenia Seebergへと交代します。 |
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